ブータンが静かにビットコインの大量売却を進めている。かつて13,000 BTCを保有していた同国は、過去18ヶ月で70%を手放し、現在の保有量は約3,954 BTCまで減少。昨日も319.7 BTCがウォレットから移動し、うち250 BTCは以前にも売却に使われたアドレスへ送金されたという。
ブータンのマイニング事業がもう稼働していない可能性が高い。Arkham Intelligenceのデータによると、同国の保有アドレスへの流入は1年以上記録されていない。かつて水力発電を活用してビットコインを採掘していた政府は、今では単に蓄積資産を消費しているだけの状態だ。Druk Holding and Investmentsからの公式コメントもないため、採掘事業の詳細は不明。
興味深いのは、ブータンの売却戦略が他の主要保有者と真逆だという点。Strategyは先週末だけで4,871 BTCを買い増し、イーサリアム財団もステーキングを強化、米国のスポット ETF も買い続けている中で、ブータンは流動化を加速させている。経済的な理由は明らかだ。ビットコイン難易度が過去最高に達し、半減期後のブロック報酬が3.125 BTCに低下した今、小規模な国家レベルのマイニングは採算が取れなくなった。同国の水力発電は今、インドへの電力販売の方が利益率が高いのだろう。
ブータンが主権レベルのビットコイン実験を事