フランスのEuronext Growth Parisに上場する「Bitcoinの国庫会社」Capital Bは、BlockstreamのCEOであるAdam Backと、フランスの資産運用会社TOBAMがリードする形で、1,520万ユーロ(約1,780万ドル)の第三者割当増資が完了したと発表した。Capital Bの発表によれば、調達資金はさらに182 BTCを買い増しし、保有総数を3,125 BTCに引き上げるために充てられる。
第三者割当の条件:2,303万株を発行、1株0.66ユーロ、プレミアム1.51%
今回の第三者割当は「普通株に認購権を付与する(ABSA)」という構造で行われ、23,038,844株を1株0.66ユーロで発行し、5月8日の終値に対してプレミアム1.51%。調達した純額は約1,440万ユーロで、全額が「Capital Bの口座上のビットコイン保有残高を強化する」ことを目的としている。
純額をビットコインの現在価格で割って試算すると、Capital Bは182 BTCを追加で購入できる見込みだ。これに、すでに約2,943 BTCを保有している分を加えると、潜在的な総保有は3,125 BTCに達し、Capital Bがビットコイン国庫会社へ転換して以来、最大規模の単回拡張となる。
Adam Backが持株13.43%、TOBAMが戦略投資家として参加
今回の資金調達は、Capital Bの株主構成にも影響する。認購完了後、Adam Backは普通株4,014.6万株を保有し、持株比率は13.43%(従前は13.62%)。さらに将来、もし認購権をすべて行使すれば、普通株5,043.9万株を保有し、約12.90%の株式比率となる。Adam Backはビットコインプロトコル層の基盤構築企業BlockstreamのCEOであり、今回「戦略投資家」という立場で参加した。
もう一人の戦略投資家TOBAMは、フランスの老舗クオンツ(量的)資産運用会社で、過去にもビットコイン関連の投資商品を運営してきた。TOBAMの参入は、Capital Bが「個人投資家の支援」から「機関級の資金による裏付け(バックエンド)」の段階へ進んだことを意味する。
Capital Bは5月4日にはすでに、110万ユーロ規模の小規模増資で、Adam Backが単独でB-04シリーズの転換社債を引き受け、転換価格を調整していた。たった1週間後に規模を10倍以上上回る第三者割当を再起動しており、同社が欧州市場でビットコイン国庫戦略を推し進めるペースが明確に加速していることがうかがえる。
欧州版「Strategyモデル」の拡張への挑戦
Capital Bの戦略ロジックは、Strategy(旧MicroStrategy)のいわゆる二刀流戦略に近い。本業の収益をキャッシュフローの基盤としつつ、さらに資本市場での運用(増資、転換社債、認購権付普通株)を通じてBTCの保有部分を継続的に積み増していく点だ。Capital Bも、将来の認購の選択肢を持つ構造であるABSAのような仕組みを採用しており、StrategyがSTRC、STRFなどのシリーズツールを用いる考え方と通じる。
違いは主に規模にある。Strategyの帳簿上のBTC保有は81万枚で、市場価値は660億ドル。Capital Bは今回の拡張を終えても、潜在保有3,125 BTC、市場価値は約2.5億ドルにとどまり、Strategy規模の0.4%に過ぎない。ただし、欧州で初めて上場したビットコイン国庫会社であるCapital Bにとって、増資やBTCの調達が行われるたびに、「Strategyモデル」が米国以外でも複製可能かを見極める指標になる。
今後追跡可能な出来事としては、Capital Bが実際に182 BTCを買い付けるタイミングと平均取得価格、Adam Backがさらに認購権を行使して持株比率を引き上げるかどうか、そして欧州の他の上場企業が同様の戦略を追随して実行するかどうかが挙げられる。
この記事 Capital Bの第三者割当で1,520万ユーロを上乗せしてBTC:Adam Backがリード 最初に登場したのは 鏈新聞 ABMedia。
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